偽一万円札 東北で51枚超“横行” 同一犯か(河北新報)

 東北各地で偽一万円札が相次いで使われた偽造通貨行使事件で、29日までに確認された偽札は青森、岩手、宮城、福島の4県で少なくとも計51枚に上った。偽札は比較的精巧な作りで、繁華街に近い小さな店舗が被害に遭っているのが特徴。短期間に数多くの偽札が使われており、各県警は同一犯の可能性があるとみて捜査している。

■繁華街近く

 東北での偽一万円札の発見状況は地図の通り。
 各県警や被害に遭った店主らによると、偽札は真券より赤みがかり、透かしがなかった。各市で見つかった偽札の記番号の多くは「HT794921S」とみられる。角度によって色が変化する左下の「ホログラム」部分は張り付けたような凹凸があり、はがれかけて浮いているものもあった。

 盛岡市で見つかった偽札は手触りがざらざらしており、青森市の偽札は真券よりも縦、横ともに1〜2ミリ小さかった。福島市で確認された偽札の中には、隅にカッターで裁断した際に付いたとみられる数ミリの切れ目があったという。

 偽札が使われたのは、土産店や酒店、文房具店などで、防犯カメラがない小規模な店舗を狙ったとみられる。たばこや缶コーヒーなど低額の商品を買い、つり銭を受け取って立ち去っていた。

■靴残し逃走

 青森での目撃情報を総合すると、偽札を使ったのは男で、身長170〜180センチ。白いマスク、黒っぽい服、長靴姿だった。
 27日、偽札だと気付いて男を問い詰め、追いかけた青森市花園2丁目の酒店の女性(59)によると、男はセカンドバッグと、ほかの店で買ったとみられる商品が入った袋、靴を残して逃走した。バッグの中には千円札が数十枚入っていたという。

 3店が被害に遭った青森市の新町商店街では、商店街振興組合が29日、偽札の特徴や記番号などを記載したチラシを作製。30日朝から加盟約120店に配り、注意を呼び掛ける。

 自身も被害に遭った組合の成田雄一理事長(80)は「偽札に関する情報が少なく、商店街を守るために自衛手段としてチラシを配ることにした」と話した。


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医療工学のレベル向上を目指し、28日にシンポ(医療介護CBニュース)

 NPO法人健康医療開発機構は2月28日、日本の医療工学のさらなるレベル向上を図るため、先端医療機器の開発の重要性を広く知ってもらおうと、シンポジウム「日本の技術を、いのちのために。」を学術総合センター一ツ橋記念講堂(東京都千代田区)で開催する。

 シンポジウムでは、「日本の技術をいのちのために委員会」理事長の妙中義之氏(国立循環器病センター研究所副所長・先進医工学センター長)が「もっと救いたい、先端医療機器の力で」、国立がんセンター中央病院長の土屋了介氏が「医療クラスターが創る先端医療機器」と題して、それぞれ講演する。
 その後のパネルディスカッションでは、妙中氏と森勇介・阪大大学院工学系研究科教授をコーディネーターに、梅津光生・早大理工学術院教授/先端生命医科学センター長、澤芳樹・阪大医学部未来医療センター長、日吉和彦・化学技術戦略推進機構部長研究員らが、「医療と工学の出会い〜『先端医療機器』の開発」をテーマに意見交換する。


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